Lyric

現地調達この星の中心　落書きだらけのアイデア

もうアタリもハズレも全て丸めて　僕らを軸にキャッチボール

将来の夢がどうとか　一番大切なモノはなんだとか

ちょっと僕にはよく分からないから　明日も遊ぼうよ

見えない何かに怖くなって　見えないから怖くなった

そう言い残してある日いなくなった　あいつが今いない事

またもや今日もステージ発見　早速あそこで遊ぼうよ

引っ張った手を振り払われて　すぐ握れなかった事

伸びてしまった背を恨まないように

世界の動く早さに目が回って自分も巻き込まれないように

覚えてんの　覚えていないの

どちらにせよ僕じゃない僕が喋り出さないように

歩かなくちゃ　走り出さなくちゃ

見えもしない何かに全部奪われちゃう前に

大事にしていた想いはだんだん　日に日に色が変わってきて

目を覚ましてある日もう苔だらけで　これが何か思い出せない

手当たり次第フリガナ振って　これで迷う事はないな

そっと隣で流れた涙で　全てがもう迷子

眠る前にちゃんと頬張っておいたのに

目が覚めたら何も残らなかった事

今日が昨日の明日になってなくて夜も眠れない事

誰かが言った灯台下暗し　その灯も今は崩れ落ちたバベルの塔

拾ったって　作ってみたって

相変わらず同じ様なモノばかり最後に残っちゃうんだろ

守らなくちゃ　大事にしなくちゃ

いつかすれ違ってすれ違いで終わらぬ様に

聞こえていて　実は見えていて

それでも頬杖ついていたら失くしてしまった何かを

叫ばなくちゃ　追いかけなくちゃ

手を伸ばせばギリギリ届く位置にあるんだ

覚えてんの　覚えていないの

思い出す程でもない様な事もちゃんと思い出せる様に

歌わなくちゃ　ちゃんと生きなくちゃ

そして僕らの立つ全ての場所はグラウンドになる

誰も知らないスタートの日　僕らだけが知る最初の歌

崩れた塔の瓦礫の中にアタリもハズレもまるでないよ

続きがいくつもある想いも　過去になろうとしている今も

ここまであるお揃いの記憶　もう欲しいモノは一つもないだろ