Lyric

出会った日の笑顔のまま

君は今も胸の中で

泣いたり笑ったりしている

手をつないだ日々のように

どれだけ時が過ぎても

ふたりで生きた証だけは

消えないまま息をしてる

ずっと愛していたよ

初めて君と話した日には

風もやさしく吹いていて

照れた顔の横に落ちる髪が

夕陽を少し照らしてた

触れた指先の震えに

お互いの恋が滲んでて

名前を呼ぶだけで胸が

熱くなることを知ったんだ

何度も歩いた道には

まだ僕らの足跡がある

君と出会って初めて

未来が優しく見えたよ

出会った日の笑顔のまま

君とずっと歩きたくて

どんな夜も どんな朝でも

手を握ってくれた君へ

変わらない愛を抱きしめて

ふたりの夢を重ねたね

あの日の誓いのままで

心は今も君のそばに

小さな二人の部屋には

並んだカップがふたつあって

君がいれる温かいお茶で

朝がゆっくり始まった

季節がいくつ巡っても

並ぶ写真は笑顔ばかり

寄りかかる君の肩越しに

未来がそっと微笑んでた

ありふれた毎日だったけど

ふたりでいるだけで良くて

夕焼けが沈む窓辺で

“幸せだね”と君が言った

寄り添って眠った夜も

同じ夢を見た朝も

抱きしめた背中の温もりが

僕のすべてを照らしてた

これからも隣にいると

信じて疑わなかったよ

君の笑顔ひとつだけで

世界が何度も救われた

穏やかな陽の差す午後に

僕の声が少し弱くなり

「ごめんね」じゃない言葉だけ

君に最後は伝えたくて

震える君のその手だけを

なんとか握り返しながら

涙越しに見た君の顔

世界で一番 愛していた

もしも僕がいなくなっても

君の明日は続いていくよ

泣かないで ひとりじゃないよ

心はずっと君のそば

出会った日のあの光が

君を優しく包むように

「幸せだったよ」とだけ

残して夢に還っていく

夜明け前の静けさの中

君がそっと名前を呼ぶ

返事はもう返せないけど

ちゃんと聞こえているよ

君と生きたすべての時間

それだけで僕は満たされた

またいつか会えたときは

もう一度

“愛してる” と言うから

もしも僕がいなくなっても

君の明日は続いていくよ

泣かないで ひとりじゃないよ

心はずっと君のそば

出会った日のあの光が

君を優しく包むように

「幸せだったよ」とだけ

残して夢に還っていく

夜明け前の静けさの中

君がそっと名前を呼ぶ

返事はもう返せないけど

ちゃんと聞こえているよ…