憂のジャケット写真

言い飽きた詳細は暗礁で

その目は紛らい込んでいた

盲目な情動も安泰で

その日を疑いまた振り出しに戻る

明日描く線路の果てに

寄り添う貴方が居れば

気掛かりと抱いた迷いを消せるのに

9番線のホームで

手を振る貴方描いた

持つべきものは全てほら

用意したのに

走り去る音が靡いて

微かな隙間閉ざした

形を持たない日々が僕ら

蝕んでくだろう

言い過ぎたあの日、喧騒を

見出して今なら憐れみ愛でよう

僕らの肥した日々を

運び入れてくれるなら

言い残す言葉

気付きもう彷徨う意味すら無い

見えないよう

聴こえずに

飽いた感情を

君には添えた

繰り返されない明日が

不自由で仕方ない

やり直そうと望むことすら

考え出した

大袈裟な音を立てて

乗り込んだ人混みを

意味もないのに視線はただ

俯き逸れた

満員電車の中は

窮屈で仕方ない

新しい言葉慰めは今

必要ないのに

僕らを動かす音は

離れた距離を知らせる

これから始まる日々が僕を

すり減らしてくだろう

切り裂いていく

記憶も

君を憂う声でさえ

  • 作詞

    よつ

  • 作曲

    よつ

憂のジャケット写真

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    ききびたり

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