ASCENSIONのジャケット写真

歌詞

三里塚

YOS-MAG

三里塚

縁があって此処に来ました

フェンス背にしたドラマー

ゆったりと そびえ立つ仏舎利塔

幾千の葉が舞う 千葉の土地で

三里塚 成田 オレも知らなかった

何も知らねぇで

浮かれて海外旅行行ってた。

LCCもだいたいココ。

空港作るから 住民は出てゆけ

突然の通達 うなづく人はいない

今まで耕した畑は?土地は?

家は?どうなる?

アナタならどうする?

先祖代々の地を守る一所懸命

命懸けてテメーのエリア守る

一所懸命

日本の言葉 武士の言葉だ

同じ立場だったら

立ち向かうだろ?

農具持ったサムライ 団結して抗い

身体張って本気

火炎瓶 持って行進

お上の都合じゃ一筋縄じゃいかねぇ

ココで生きる者の声

聞いてくれ

青年、少年、婦人行動隊

老婆の涙、土下座して乞うても

権力の面かぶった国家暴力

止まらない

残酷な映像 涙が止まらない

歴史ってもんは勝者が書き換える

全ては都合。過去に鍵掛ける

真実は全て燃やされて灰となる

生き延びた者の口は

何の為にあるんだ?

反対押し切って 強制執行

あれから54年 いまだに終わらない

成田のアンダーグラン

繋がったからには

映らないリアルを

歌うのもラッパー

権力なんて いつだって好き勝手

まだ終われない

コレにゃ続きがあって

先人の無念、胸に抱いて生きてる

志ある同志夜通し 歌ってる

怒り

裏切り

叫び

嘆き

突撃

言葉にならない

悲劇

合わない

調律

教えない

教育

オレは未熟

オレはまだ無力

いつの日か弥勒の世 願う様

平和の方向 そびえる仏舎利塔

その上を今日も旅客機は飛んでます

満面の笑み浮かべた

ファミリーを乗せて

良いとか悪いの二元性じゃなくて

誰かが笑う為に 誰かが泣いてる

俺が今ここでマイク握って

立ってんのも

きっと色んな

犠牲の上に成り立ってる

有難し、感じ取る魂

此処で声を上げた者達の証

今もリアルに ココに根付いてる

そしてあの飛行機よりも

空高く宙に舞う

消える事はない

闘争で散った魂に捧げる

三里塚 成田 人々に合掌

天まで飛ばそう

この空に舞う 魂に合掌

三里塚 成田 人々に合掌

闘争で散った魂に合掌

どこまでも 飛ばそう

どこまでも

いつまでも

  • 作詞

    YOS-MAG

  • 作曲

    HozinX

ASCENSIONのジャケット写真

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2020年。
それは全世界中で明らかな変化が起こった年であり記録にも記憶にも残る一年となった。
人々は生き残る為に、ライフスタイルを変え、思考を変え本当に必要なモノは何かを考える様になった。古い支配体制の終わりは近付き今までに固執する者は淘汰されてゆく。全ての在り方が問われる中で本当に必要な者だけが残る。
ASCENSION(次元上昇)と題された今作はそんな本質を追求するアルバムとなった。

内容に関しては
前作でのスマッシュヒット:保土ヶ谷バイパスの続編となる「環2」
自身でも自家栽培を始めた経験から出来た楽曲:「トマト」
夫婦生活を描いた:「Right Hand」
などなど今作もトピックの目の付け所が面白い。

客演にはICEBAHNからKIT。STERUSSからCRIME6。
横浜のシーンの尊敬する先輩達に胸を借りた。

また大阪の同世代、遊侠と西も参加。まだまだ俺らは終わらないと謳う。

プロデュースには前作に引き続き盟友:HozinX、m.h TOGO、BEAT武士( STERUSS ) 、ICEBAHNからBEAT奉行、そして西東京の雄 ZIPSIESが参加。

マスタリングにはICEBAHN, D.L.I.P , NONKEY などを手掛けるKTRが参加。
Artwork も 盟友STRICKが全編を担当。

更に進化(ASCENSION)した一枚となった。

アーティスト情報

  • YOS-MAG

    石川県金沢市出身。 横浜の大型crew BAYHOOD所属のMC。 圧倒的な行動力と制作スピードを武器に 過去のキャリアの空白を埋めるかの如く 場所, ジャンル問わず神奈川を拠点に 日本全国を股に掛け日々奮闘中。 ストリートの描写から政治的な事まで. 時にはユーモアを交えながらリリックの振り幅は広い。 過去3度ワンマンLIVEを成功、LIVE BATTLEでも幾多の優勝を誇るなど、LIVE力にも定評がある。 MC BATTLEでも優勝するなど現場叩き上げのリアルMCである。 official site YATATERAS https://yamateras.com

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