歌詞

囚われた僕はこのまま

痛みまで疾うに消え去って

片側の目を縛って

自由の在り処を亡くした

金糸雀は今日も鳴かない

不思議と外は曇天で

鳥籠の中は安全

衣食住全部保証されてるので。

鳴かない綺麗な歌声

親愛の君に届かない

私の綺麗な羽など

唯の飾りでしかないのでしょう

エウレーカ

感情が乖離したまま

私の内部まで冒して

矮小なこころ抉るの

自意識の欠片もないわ

掠れた薄羽アイロニー

名前を付けて愛された

この場所は常に安寧

好きな言葉凡て並べて歌った

弔いの歌を　金糸雀は歌う

誰か気づいてよ　僕のこの歌を

貴方の為とか　私の為とか

そこにもういないけど　誰か届いてよ

白いその翅は　無機質の意味

此処にいるからね　此処にいるからね

自由を求めちゃいけない

すぐさまに淘汰されるから

優しい言葉で育った

美しさなんて奇形なのさ

エウレーカ