歌詞

ススキが風情を醸し出す時に生まれて

そよ風に吹かれて、なんとなく生きてて

毛すら生えてねえ時は我武者羅に明日に向かって

見えない夢を汗と一緒に拭ったっけ？

スパイクもユニフォームも常に汚れてて

勉強は二の次、あんまり覚えてねえ

それなのに、親父にも母ちゃんにも

すげえ、ぶん殴られて育ったのだけは鮮明に覚えてる

「身長伸びるから」ってブカブカの学ラン着て

薄っぺらい上下関係、面倒臭くて

将来の不安と覚えたてのタバコをふかした

空吹きのくせに大人になった様な気がした

その頃、狂ったように音楽にのめり込んで

やっと出来た彼女にも三ヶ月でフラれたっけ？

「才能ない」ってサッカーは諦めたのに

タバコも音楽も未だ辞められないままです

「あの頃に戻りたい」なんてのは思わない

俺はろくでなし。それでも歌いたい

掴みたい夢があるから、諦められない

人生を言い訳に使いたくはない

繰り返すんじゃなくて、ただ進んでいたい

カスでも未来は変えられると信じていたい

本当はだせえ所は見せたくない

でも、人生を言い訳に使いたくはない

高校行っても、友達なんかできなくて

教師とも折が合わなくて、全て消したくて

大人に刃向かうのが唯一の自己主張だった

タバコがバレた時はやっぱり、ボコボコにされた

17で家出して、一人で東京に行って

下北で怖くなって、一週間で帰って

せっかく見送ってくれた奴らに合わす顔がなくて

だからこそ、今も辞めれないのかもな

成人式で歌った栄光の架橋。音外しまくったのは今でも恥ずかしい

あと一曲、あの時に弾いたギターの音色で

このトラックを作って、俺は歌ってるぜ

リズムを変えることなく、針は進んでて

今も狂ったように音楽にのめり込んでて

彼女ができる気配なんて、一切無いんだけど

音楽は死ぬまで、できる気がしている

「あの頃に戻りたい」なんてのは思わない

俺はろくでなし。それでも歌いたい

掴みたい夢があるから、諦められない

人生を言い訳に使いたくはない

繰り返すんじゃなくて、ただ進んでいたい

カスでも未来は変えられると信じていたい

本当はだせえ所は見せたくない

でも、人生を言い訳に使いたくはないんだよ

「あの頃に戻りたい」今更、戻れない

だからこそ今の俺を残したいし、歌いたい

掴みたい夢があるから、諦められない

人生を言い訳に使いたくはない

繰り返すんじゃなくて、ただ進んでいたい

カスでも未来は変えられると信じていたい

いつか、かっけえ所を見せたい

それまで、人生を言い訳に使いたくはない