

のれんを上げりゃ また来たよって顔
こすずめ一羽で すぐにさんわよわ
小鉢を並べりゃ ついでに五皿
今夜もわたしは 羽根の仕分け役
あんたたち どこから来たの
口ばし鳴らして ほら すぐに空くよ
煮物もまだ 冷めちゃいないのに
胸の奥まで ぴいひゃら騒ぐ
すずめの母よ まいにち母よ
飛んでは来るな でも来ておくれ
すずめの母よ こまる母よ
笑って叱って またさかずきに注ぐ
閉めたはずの戸が ちょんと鳴るたび
知らないうちに 席が埋まってく
塩のきいた声 砂をふるように
恋の悩みも 米粒みたいさ
ひとつ教えりゃ ふたつ返って
あっちでぴいぴい こっちでぴいぴい
夜のしじまに 羽音がつづく
それでもこの店 あったかいでしょう
すずめの母よ まいにち母よ
飛んでは来るな でも来ておくれ
すずめの母よ こまる母よ
笑って叱って またさかずきに注ぐ
たまにはひとり 肩を伸ばして
湯気の向こうで 自分を飲み干す
それでも明日も 戸を開けるだろう
この手が覚えた おかえりの癖
すずめの母よ まいにち母よ
飛んでは来るな でも来ておくれ
すずめの母よ やさしい母よ
文句を言っても やっぱりほっとけない
- 作詞者
TADAO CHAN
- 作曲者
TADAO CHAN
- プロデューサー
TADAO CHAN
- シンセサイザー
TADAO CHAN

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- ⚫︎
すずめの母
TADAO CHAN
- 2
すずめの母 (Karaoke)
TADAO CHAN
のれんをくぐれば、そこはまるで行き交う「渡り鳥」たちの止まり木――。
本作『すずめの母』は、夜のしじまに明かりを灯す、とある小料理屋の美人女将を主人公にした人情味あふれる一曲です。
次々と店に舞い込んでくる、寂しがりやで賑やかな「こすずめ」たち(お客さん)。ぶっきらぼうに「飛んでは来るな」と口にしながらも、その手は優しくさかずきを満たしてしまう……そんな女将の深い母性と、どこか愛おしい日常をコミカルかつ情緒豊かに描き出しました。
湯気の向こうで、今夜もそっと「おかえり」の声をかける。聴くだけで胸の奥までじんわりと温かくなる、現代を生きるすべての人への応援歌です。ぜひ、お好みのお酒を片手にお聴きください。
1,すずめの母(歌入り) 2,すずめの母(カラオケ)
アーティスト情報
TADAO CHAN
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