歌詞

ひとりきり　フェンス越しの国

日の暮れた思い出眺めてた

校舎隣のメタセコイア

幼い日の宝物が眠ってる

「いつかまた必ず集まろう　みんなで！」

——パラパラと近況は見てるけど

毎日をスワイプ

繋がったまま離れていく面影

変わらない夜空に靴音響いた

「ただいま」　ねえ届きますか？

ため息が上り色褪せてくスターダスト

あの日を踏みしめた帰り道

『拝啓、＂未来の私＂さま』

おきにいり詰め込んだ夢の果て

願って沈めた宝箱　セピア色の砂の中に消えた

いつからか手放した明日への憧れ

きらきらしてたはずの毎日と破り捨てたページ

褪せた日々の屑が爪先に積もって

近づいた夜空に呟いて溶けた

「さようなら」が聞こえますか？

通り過ぎていく土被りのネバーランド

あの日が遠ざかる帰り道

通学路の笑い声

秘密基地の内緒話

アルバムに描いた未来の物語

遠く霞んでいくけれど

散らばる星屑に足跡をつけた

踏み出せば輝石が光る

広がる星空に歌声響いた

「ここにいるよ、聞こえますか？」

生きてるんだ　煌めく私のスターダスト

星屑で照らす明日のみち