白銀の圀のジャケット写真

チラホラと雪囲いしている家の人達を見つけ

嗚呼、もうそんな時期か、嗚呼、もうすぐ季節が変わる。

この前海に行ったばかりなのになとそんな事を思いながら、

確かに日が早く暮れる。

今日の隙間風はやけに冷たいなと思い、

外に出て昨日あった水たまりを見てみたら

表面が凍っていて、すでに誰かに踏まれた後だったそんな朝の日。

北国の冬の夜は

空の果てまでも明るくて

雪の白さと吐く息が、混じりあって溶けて行く。

寒くて寒くて、凍えそうだから

このまま、側にいて欲しい。

二人の足跡、思い出と共に、容赦なく消える。

滅多に雪の降らない圀の人達は

嗚呼、何て綺麗なんだ、素敵なものだねと言う。

当たり前だけど、どこの土地でも良い事ばかりじゃなく、辛い事もある。

今年もまた雪が降ると、今までの事を振り返る。

戻る事のない時間、どうやら明日から冬景色。

寒くて寒くて、凍えそうだから

このまま、側にいて欲しい。

二人の足跡、思い出と共に、容赦なく消える。

寒くて寒くて、凍えそうだから

このまま、側にいて欲しい。

二人の足跡、思い出と共に、容赦なく消える。

  • 作詞

    TOMOYUKI KOUSAKA

  • 作曲

    TOMOYUKI KOUSAKA

白銀の圀のジャケット写真

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    白銀の圀

    ラテラル・オーシャン

東北の初冬~真冬をイメージして作った曲です。 何せ作成したのが1995~2003年の間なので、上記以外はあまり思い出せません。 しかし聴いて頂ければお解りになると思いますが、そのような年月を感じさせない1曲に仕上がっていると思います。 本当は2020年12月の予定でしたが、様々なトラブルが発生し、新作を待って頂いていた方々に、ご迷惑をお掛けしました。 今回もよろしくお願い致します。

アーティスト情報

  • ラテラル・オーシャン

    【音楽活動歴】 17歳から作曲を始め20歳の時に零細インディーズレーベルからテクノ系の楽曲でデビュー予定だったが、CDプレス前に会社が倒産。 その後自分の楽曲がロック向きな事がわかりバンドを結成。 東京で音楽活動をしていたが、22~23歳頃、病気療養の為実家のある青森に戻る。 青森でバンドメンバーを募り3ピースで活動開始。 積極的に県外へ遠征ライブをしに行ったり、県外バンドを呼んで自主企画を開催。 自主制作の5曲入りCDは1年程で1000枚完売。 その後メンバーチェンジをして4人組になったが結果も残せず活動休止。 そしてもうやり残した事はないと引退し作曲も辞めてしまい10数年・・・。 秘かに独学で歌の練習をして3年。 自分には子供がいない代わりに数え切れない程ある自分の楽曲に自分で歌を入れて、また音楽活動をしようと14年ぶりに音楽活動再開。 ミニアルバム2枚とフルアルバム1枚をリリース予定。 曲は全て1995年~2003年に作成された中から気に入っている曲をアレンジして今の世の中にリリースします。 見捨てられた世代と言われるロストジェネレーションの中年でも、やりたい事があるなら挑戦するのに年齢は関係ない事を証明したい。

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