

止まった秒針の 隙間の中に
縁だけが先に 動き出した
名前を知る前に 惹かれて
指輪の存在を知った
似た横顔が 過去を連れてくる
一瞬だけ 心が逃げ場を失う
それでも中身は 真逆の衝動
遠慮のない声が 胸を叩いた
On the edge
触れない距離ほど 現実になる
守ると決めた理性が
薄く伸びて 今にも張り裂ける
境界線を踏んだままで
決められた時間に 無難な笑顔
越えられない場所を 何度も確認する
壊さないための選択が
また 心を削っていく
呼び出しの音で 会話をとめて
視線だけを 外したまま
越えないための 仕草だけが
今日も自然に 身についてる
Past the line
選ばない理由で 苦しくなる
何も求めない顔をして
本音だけが 今日も増えていく
境界線を踏んだままで
名前を喉元まで呼んで
飲み込んだ瞬間
何かが静かに壊れた
Thin Line
On the edge
触れない距離ほど 現実になる
守ると決めたはずの理性が
薄く伸びて 今にも張り裂ける
境界線を踏んだままで
Past the line
期待を捨てるほど 苦しくなる
戻れる場所を 残したまま
もう戻れない自分が ここにいる
境界線は後悔だけを残した
- 作詞者
SYUTAD
- 作曲者
SYUTAD
- プロデューサー
SYUTAD
- ギター
SYUTAD

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- ⚫︎
Thin Line
SYUTAD
はっきりとした答えを出せないまま越えてはいけない一線のそばに立ち続ける心情を描いたミディアムバラードです。
触れない距離や飲み込んだ言葉、無難な笑顔といった何気ない描写が感情を抑え込む日常を静かに映し出します。
「On the edge」「Past the line」というフレーズは行動ではなく気持ちの位置を表していて、越えていないのに戻れなくなっていく感覚が印象的です。
距離を保つほど想いは現実味を増し、理性は少しずつ薄く伸びていく。
派手な展開はありませんが、聴き進めるうちに自分の中にもあった越えなかった線を思い出させてくれる一曲です。
静かな緊張と余韻が残る心に響く楽曲になっています。
アーティスト情報
SYUTAD
理想を追い求める仮面の姿「SYU」 本来の自分として真実を抱え葛藤する「TAD」 相反する二つの人格が融合し、2026年の音楽シーンに現れたのがSYUTADというソロプロジェクトです。 彼の根底にあるのは、何よりも旋律の力を信じ抜くメロディー至上主義。 90年代のJ-Rockが持っていたあの華やかでテクニカルな様式美に心惹かれながらも、そこへ現代のエッジをこれでもかと注ぎ込みます。 AIと共鳴し緻密に編み上げられたアンサンブルは、言葉が安易に消費される今の時代だからこそ理屈を飛び越えて脳裏に焼き付く旋律の強さを際立たせます。 SYUTADにとってボーカルとは、一人のシンガーに縛られるものではありません。 曲ごとに最も映える声を選び、時に激しく時に繊細に旋律が求める理想の喉になる。 それはまるで、楽曲という物語に合わせて仮面を付け替えるように。 何年経っても色褪せないメロディーを現代の技術で響かせる。 それこそがSYUTADの掲げる「最新型J-Rock」としての譲れないスタイルです。
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