

カーテンを揺らした
風は君を連れて
行き場のない熱が
息をほどいた
花びらの儚さが
春の匂いが胸を締め付けた
君の世界に僕はもういなくても
それでもいいから
胸の奥にしまったあの日の言葉が
瞬きも忘れる程の光が
届かないものだとわかっているけど
また名前を呼びそうになる
もしも君が何処かで泣いているのなら
同じ空を見てるなら
抱きしめるよ
そんなことは出来やしないけど
大人になれないまま
変わらず此処に居るのは
忘れる強さじゃなく
思い出す弱い僕だ
オレンジに染まってく街の喧騒
すれ違う足音
「元気でね」あの時の僕はちゃんと
笑えていたかな
指先で真っ直ぐに星をなぞれば
僕の頬伝う涙と同じようで
どんなに暗く寒い夜でも
また君を見つけるよ
君にあと少しだけ手を伸ばしてたら
物語の続きを描けたかな
戻らない時を掻き分けてでも言うよ
今更だけど大好きなんだ
君が描いた夜空はあの時のように
震える体を抱きしめてくれた
愛しさが温もりが遠く淡く色を付ける
「幸せでね。」
- 作詞者
宮川 大聖, 有感覚
- 作曲者
宮川 大聖, 有感覚
- プロデューサー
有感覚
- レコーディングエンジニア
有感覚
- ボーカル
宮川 大聖

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ラストブルーム
宮川 大聖
「ラストブルーム」は、過去の自分と今の自分が静かに向き合うような感覚から生まれた楽曲です。サウンド面では、メジャーデビュー前に初めてリリースしたアルバムの表題曲「On Your Mark」をどこか彷彿とさせる空気感を大切にしました。当時まだ未熟だった自分の背中を押してくれた大切な曲を思い浮かべながら、その延長線にあるような気持ちで制作しています。
タイトルの「ラストブルーム」は、人生のどこかでふと訪れる“ひときわ静かな開花”のような瞬間をイメージしています。それは、物語の終わりを告げるものなのか、それとも次の季節へと繋がる兆しなのか。その意味は聴く人それぞれの心の中でそっと揺れていてほしいと思っています。
この曲が、聴いてくれるみなさんの日々に小さな光のように寄り添い、穏やかな余韻を残せたら嬉しいです。
これまで自分が歩んで来た音楽人生の道のりを振り返りながら作った大切な一曲です。