Lyric

二人で座るには

少し小さなソファ

あなたを思い出す

時計の音だけの部屋

バースデーに買った

ワインの飲みかけ

少し飲んでみる

あんまり美味しくないけど

君は君のままがいいよと

ハグしてくれたね　でも

わたしがわたしのままでいることが

うまく出来なくて

とまどいながら探していた

ホントの自分を

やさしい腕のなかで

こころを震わせて

あんまり観ないから

壊れたままのテレビ

あなたを思い出す

目に映るもの全てに

ドラマを観ながら

ほおばるポップコーン

ふざけて吹き出す

しぐさが好きだった

いつもわたしのわがままを

わかってくれたね　でも

わたしはあなたに甘えることが

うまくなかった

ためらいながら探していた

伝える言葉を

やさしい背中に少し

ほおを寄せて

わたしの心にちらばる

いろんな色のパズルのカケラ

集めてカタチに出来たなら

どんな景色が見えただろう

あなたのやさしさも幼さも

もっとわかってあげたなら

きっといまもこの部屋で

ふざけて笑っていたよね

いまごろあなたは

どうしてる

会いたい　あなたに

恋しくて