

心配事だらけね
おんなじもんばっか頼んで
そう笑って言った冗談も
本当になっていったら
距離もだいぶ離れていた
いつかのために備えてた
楽したら終わるかも
僕の存在も忘れ
危険と隣り合わせ
もしかしたら最初から違っていて
歩幅がズレてる僕だけいて
時代に置いていかれた
あの日書いた愛の歌を
弾いていたい
話すことが少なくなり
綺麗なものより確かなものに
叶えたらいいねが前提となって
若さだったと誤魔化して
溢れた唄に口ずさんだ
普通の人に憧れてた
連絡を途絶えたら
消した線戻る気がして
自信と無くせれば
僕もそう笑えるのかななんて
夜空の何処かに吹き飛ばして
時計が進んでも
あの日語ったバカの続きを
見てみたい
どうして何もないというの
会ったときからそうだったろ
あんたも付いてくるというから
春の花に溶かさないで
捨てたならまた探してきて
「終わりなき旅」の中間点で
待っているから
- 作詞者
奥田賢人
- 作曲者
奥田賢人
- レコーディングエンジニア
忍田隆章
- ミキシングエンジニア
忍田隆章
- マスタリングエンジニア
忍田隆章
- ギター
奥田賢人
- ベースギター
有銘萌乃
- ドラム
向井文音
- ボーカル
柚木崎万菜

ザ・シャンハイガニズ の“マワリミチ”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
きみと唄
ザ・シャンハイガニズ
- 2
冬の朝
ザ・シャンハイガニズ
- 3
春の声
ザ・シャンハイガニズ
- 4
ハッピーマイライフ
ザ・シャンハイガニズ
- 5
台無し
ザ・シャンハイガニズ
- ⚫︎
マワリミチ
ザ・シャンハイガニズ
- 7
野良猫
ザ・シャンハイガニズ
- 8
ソーン・イン・マイ・フレッシュ
ザ・シャンハイガニズ
- 9
ぷっちょ
ザ・シャンハイガニズ
- 10
ジュース
ザ・シャンハイガニズ
- 11
イチゴ牛乳
ザ・シャンハイガニズ
- 12
ぴーすオンマイぐれいぶ
ザ・シャンハイガニズ
- 13
池袋ラブストーリー
ザ・シャンハイガニズ
・PR
「カニ餌」。新宿の飲み屋で、ボーカル・柚木崎が現在「野良猫」となった元タイトルの「CATFOOD(ネコ餌)」を冗談まじりに文字った言葉によってアルバムが形作られていった。前作EPでその多様的なジャンル性を垣間見えたことをバネに、さらに広範囲なロックサウンドかつパワーが増した演奏が詰まったLPを出すことを目指してきた3年間でした。音楽やライブは時代の移り変わりにより、高貴なエンターテイメントだったものから、作業用のBGMとして簡易に楽しめるオーディオや動画となった。そんな現状に警鐘を鳴らしつつ、現段階の私たちができることをあらゆる生きしもの、例え猫にでも消費されるようなミュージックを皆さんに召し上がっていただきたい。
・力を入れたところ
アルバムという形で出すことから始まってるところからトラックリストは曲が完成していく度に、何度も順番を入れ替えて、考え抜きました。最終的なものはレコードのようにA面・B面がそれぞれ別の表情が見えるようになりました。A面は、前作で好評を得ていたメロディアスで純情なロックをここ3年で作成してきた様々なナンバーから強いものを取り揃え、B面は新しい層を囲い入れるような、実験的なポップスが多く入っています。過去の活動から得た実感を定着なものにしつつ、新たな分野にも足を踏み入れる希望にも満ちた一枚となっております。
・聴いてほしいポイント
どの楽曲も違う色があって、プレイリストに組み込みやすくなっているところもありますが、一度アルバムを1曲目から通して聴いてみてほしいです。あわよくばレコードに刷りたいほど、各楽曲の繋がり方を意識した曲順に決めました。特に、7曲目である「野良猫」はアルバムの中心となった楽曲であり、その意味性はアルバムを通すことでわかっていただけると感じています。定食やコース料理のように、一品一品がおいしいと思えるような楽曲でありつつも、通していただくことで私たちが作ってきた気持ちに近づけられるかと思います。
アーティスト情報
ザ・シャンハイガニズ
2018年、高校の軽音楽部で結成。2021年より活動、メンバーの変更や休止期間を経て2025年に活動再開。 同じ高校の仲間で構成。 フォークソングからオルタナティブロック、シューゲイザーなどジャンルレスな楽曲の幅を持ちつつ、 力強い女性ボーカル・コーラスを中心としたアグレッシブな演奏を奏でる、和製ロックバンド。 各楽曲異なる趣向を凝らした「美しいままに」- EP 発売からおよそ3年ぶりに、 前作の多様性をよりパワーアップさせた「カニ餌」- LP が5月に配信される。
Rover Recordings