Lyric

静かな朝のメロディ

冷たい春の余白

水色のしずくを受け取りながら

はじっこで咲いた花

目をこらしても曖昧で

耳をすませばかすんで

ありふれた手紙も急いで書いた

ひんやりした指で

いつも真綿の舟で記憶の海を

渡りきれずに今日もリワインド

あたたかいとこへ　すずしいほうへ

人も街もグラデーション

はじまる　青く青く

心の奥　次のそよ風

ひらひら　闇を照らす

君の言葉　舞い上がる空

大人の靴で歩いてみるよ　新しいから

眩しいけれど一瞬で

飛び散ったシャツの放物線

繰り返す悪魔と笑って見てた

浮かんでく風船を

いつも小さな頃の自分が少し

悲しそうならそっとブラインド

やわらかいとこで　あかるいほうで

両手広げて待っているよ

羽ばたく　高く高く

白く光る　泡にまぎれて

きらきら　響き渡る

君の言葉　抱きしめながら

素直な僕を信じてみるよ　また会えるかな

はじまる　青く青く

心の奥　次のそよ風

ひらひら　闇を照らす

君の言葉　舞い上がる空

大人の靴で歩いてみるよ　新しいから

もう一度僕を信じてみるよ　また会えるかな