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Entiqueの3枚目のシングル「雫時」は、別れの曲に仕上がった。独特なリズムが印象的なドラムと、特に終盤にかけて曲中を躍るストリングスがこの楽曲の特徴である。主人公は、今抱えている負の感情に別れを告げたいと願っている一方で、その感情により停滞した「今」に奇妙な満足感も感じている。周りの景色を素直に美しいと思えない主人公の葛藤や不安定さは、曲のメリハリの無さに表れている。主人公は、この気持ちに終止符を打ち、次のステージに進まなければならないと理解していながらも、「雫時」の中でその気持ちを整理できずに彷徨い続けている。
東京都を拠点に2025年5月に結成された、全員が大学生の次世代バンド。 複数メンバーが作詞作曲を手がけるスタイルにより、ジャンルを横断する幅広い楽曲世界を展開。ポップスとロックを自在に行き来するサウンドと、誰かの“いま”に寄り添うリアルな言葉が多くの共感を呼んでいる。 2025年6月現在、SNSフォロワーは6,800人を超え、ネット発の熱量を現場へとつなげている。 同年6月28日には初のミニアルバム『strata』をリリース。 これまでに8枚のシングルを発表し、どれも違った顔を見せながらも芯の通った世界観が光る。SNSを起点に、ライブシーンでも着実にファンを増やし続けており、東京インディーの新たな波として注目を集める存在。 現代的なセンスと等身大の感性を武器に、共鳴の輪を広げている。 キャッチーさとエモーショナルさを併せ持つ音楽は、ジャンルや世代を超えて響く。 未来を担うバンドの“いま”を体感してほしい。