Lyric

当たり前だけど　僕は苦手なことが沢山あって

小さな事で 躓く度に　君の言葉が容易く上向かせる

味付けが違っても　盛り付けが不出来でも

嬉しい言葉を加えてくれる

干し方が違っても　眉間に生まれたシワも

笑いながら君がすぐ伸ばしてくれる

何気なかった  日常の一コマ

君がいる。それだけで掛け替えないドラマ

気付かなかった 　日々を照らすパノラマ

見渡せば　愛していた

信じ難いけど　君も苦手なことが幾つかはあって

小さな顔が 俯く度に　後ろから言葉を選んで投げかける

涙伝う夜に　震える首筋に

僕が救われた言葉を添える

膨れた横顔が　イタズラな笑顔に ほら

笑い声でこの胸をまた撫でていく

確かに感じた　日々を包むジオラマ

形のないこの時に 輪郭が浮かんだ

気付けなかった　瞬く間のシネマ

満たされて 愛を知った

読み返した本の中に　挟まってた一枚の栞

僕が付けた折り目に寄り添うように

額縁に反射る　景色を彩る君

幸せが座ってる　いつものように

他愛無かった　それだけでよかった

二人だけの毎日が　掛け替え無いドラマ

気付いたよ今　君が照らすパノラマ

見渡せば　愛していた