歌詞

運命を伝う雨滴ひとしずく　気まぐれな海面へ

マイペースな雲が追い越した河川敷に

どんな夢想浮かべて

微かな初速度与えてみようかな

ゆらめく陽炎が落っことした小石が

波紋広げて　やがて離れた場所へ

憧れてるだけじゃ飛べるようにゃならんけど

あの瞬間の衝動が現在も流れてるなら

触れる水飛沫、風潮で

ぼやけた正体を逃さぬように

揺れる髪飾り、綱渡り

ふやけた方程式　乗りこなせ

朧げな運命と泳ぐ涙滴ひとしずく

寡黙な水面下へ

不器用なステップで

よろけてたアミゴ・デ・インファンシア

どんな表情浮かべて　のらりくらり生きてるかな

鯉幟に託した行末は知らんけど

誰にでも平等な時間の慈雨を浴びて

延びる影法師、光学距離

ゆらぐ時堤防に飲まれぬように

混ざる突然変異、粗削り

せまる有効数字　流し込め

身に纏う後悔を埋めるピースひとつかみ

迎えに行こうぜ

臨界の畔、霧中の祈り

凸凹なフィルタ取り替えながら

お馴染みの濁り浄化して

呼び込んだ熟練者の抽出要素

ながら一休み、流れ星

続く物語、浮き沈み

何回も足掻き踠き流した汗滴は鏡面のように

映る波浪世界、変幻自在

備えた表面張力　解き放て

今日と明日を確かに繋ぐ湧水ひとすくい

零さぬように(賑やかな)海原の向こうまで

La La La

それぞれの歌い方で泡沫かき分けて行け