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本作は、過剰に整形された現代ポップスの無菌室加工や安易な定型インディーを両断し、158BPMの歪んだオープンコードと2cm近接の超生々しい男性ヴォーカルの重力の中で実存を「狂気の解放現場」へ幽閉する「自己の無効化と日常の不条理な蜂起」をテーマにした、極上のシネマティック・ガレージパンクです。洗練されたポップ制作を徹底的に焼き尽くし、わざとヨレた酔いどれスネアドラムと前のめりなベースの律動に、歌詞を忘れて笑い出す声や外れたピッチの野生的な絶叫が融合。感情の起伏を平熱の狂気のなかに監禁した、本音の剥き出しの咆哮が耳腔を過激に蹂ジューバクします。無音の半拍ギャップや2秒間の偽エンドといったトリッキーな破調を展開し、最後は最後のひと叫びを残して不意に完全遮断されます。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。