歌詞

近づけば遠退くような距離が

二人には丁度いいと笑ったのに

今夜星空に願いかけるのは

君のことだったりする

不透明な夜に隠す心も

さざめいて壊れそうに震えるから

流れていく星に託す言葉は

君が受け取ってくれたらいいのに

目指しても 目指しても 追いつけないけど

なぞった星座線の上を ただ走っていく

瞬きも忘れて 見惚れた光に

そっと手を伸ばすだけ

空になったポケットの奥に沈む

いつかの冷めない熱を掴んで

邪魔になったらすぐ捨てていいから

君に受け取ってほしいと思うんだ

届かないメッセージを

声にならないまま 運んでいく

少しだけ 少しだけ 近づけるようにと

なぞった星座を眺めて ずっと祈っている

目指しても 目指しても 追いつけないけど

なぞった星座線の上を ただ走っていく

瞬きも忘れて 見惚れた光に

そっと手を伸ばしている