歌詞

名も知らない夢の世界に降り立って

とうとう一人ぼっちになった少年

「愛されたい」「逃げ出したい」の誘惑に

とうとう掻っ攫われてきたんだ

記憶違いじゃ済まされないほどに躍る胸

一縷の希望に射抜かれている

見覚えのある薄暗がり

潜り抜ければ 毎夜サーカスの幕が上がる

"道化師と動物とあなたで解き放つ

縛られたステージを"

あたふた切符を買って飛び込んだのさ

スロー再生みたいに衝撃が連なる

我儘に手を引いてサーカスに連れられた

一度きりの思い出に夢中になっている

瞬く間に昂り出す観客席に

いよいよ後半戦は猛スピードで迫る

憎しみも哀しみも隠さなきゃと

纏ってきた毛皮が剥がれ落ちる

道化師と動物とあなたのShow Time!

迷いに火を放って飛び込んだのさ

フル回転している渇望の渦

我儘を手放したサーカスの終演に

二度とない幸せを掴んで笑っていた

いつまでも錆びない鎖

繋がれたままの心は過去の檻を

抜け出せないから 抗えないから

また夢に落ちる

"道化師と動物とあなたで解き放つ

縛られたステージを"

迷いに火を放って飛び込んだのさ

フル回転している渇望の渦

我儘に手を引いてサーカスに連れられた

一度きりの思い出に夢中になって

自由を手にしていた