Lyric

静かな夜 耳塞いだ

頭の中 煩くて

あのぬくもり思い出して

眠る場所を探してる

潜り込んだ隙間に

曝した裏側さえも

囁きは 飾らない

真偽は 無意味な追及

名前呼んで

その記憶消えて

しまう前に

星ひとつもない

白い暗闇で

震える牙は迷子の猫

胸に爪立てて

悪戯に燥ぐ

痛みに歪む顔が好きなの

夢重ねたなら

その場しのぎでも

交わした約束

せめて忘れないで

静かな朝 目を塞いだ

もう此処には何もない

残り香だけ 沁み込ませて

帰る場所を探してる

足音だけが響く

擦れた時間に追われて

駆引き無しの台詞

真意は無言の残響

縛り付けて

この痕が消えて

しまう前に

目隠し取れない

逆さまのALICE

涙に溺れて罰抱く

無邪気に噛みつき

戯れ微笑む

痛みに喘ぐ声が好きなの

分かってるつもり

都合のいい願望

求めては離す

二度と望まないわ

譫言の様に繰り返す言葉

「離れていてもそばにいるよ」

置き去りの心

全てを諦めて

しまう前に

星ひとつもない

白い暗闇で

震える牙は迷子の猫

胸に爪立てて

無邪気に噛みつく

痛みに痺れるのが好きでしょ

思い出は綺麗

残酷なまでに

愛なんかじゃもう

決して満たされない