

何処からともなく来る不安や恐怖
何処まで逃げなくちゃいけないのか
分からないから 足をとめられない
…とめちゃいけないのに つまずいてしまった…
絶望だけがしのびよる その瞬間…
暖かくて 力強い 何かが触れていた
その優しさの方に目を向けてハッとする
太陽のように輝く人がそこにいた
身体を手繰り寄せて 包み込むように
守ってくれていた
タンブルウィードが転がっている
そんな荒野を白馬は駆け抜ける
未だに追手に追われていた
私は置いていって。と、伝えたけど
騎士はニコリと笑顔で首を振る
「私を信じてほしい。」と耳元で囁いた
彼の優しい言葉で、暖かさに包まれた
その刹那、目の前が真っ暗になり
意識がとおのいた…
それからどれくらいの時が
経ってしまったのだろう…
目をさました。知らない場所に私ひとり。
ここは土と鉄の匂いが鼻をさす檻の中。
どうやら攫われたらしい…
怖い…寒い…寂しい…
誰か…誰か、助けて…
そんな絶望の淵だった。ひとり分の足音。
カツカツと音を鳴らし、こちらに近づく。
ゆっくりと差し伸べられた手は、
あの時のものと一緒だった。
優しさと温もりの手。
それからは…
2度も助けてくれた騎士様と共に過ごす日々。
笑いあい、語りあい、時には反発しあう…
そんな暖かなこの幸せがいつまでも、
いついつまでも続いてほしいと願う…
私はとても幸せものです。
ありがとう、私の大事な騎士様。
愛しています。
- 作詞者
Ya.Gi.Ta.Tu
- 作曲者
Ya.Gi.Ta.Tu
- プロデューサー
Ya.Gi.Ta.Tu
- ソングライター
Ya.Gi.Ta.Tu
- その他の楽器
Ya.Gi.Ta.Tu

Ya.Gi.Ta.Tu の“私の幸せになるまでの物語”を
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私の幸せになるまでの物語
Ya.Gi.Ta.Tu
アーティスト情報
Ya.Gi.Ta.Tu
クリエイティブな自由人。 私の言葉や作ったもので、少しでも誰かのお役に立てれば幸いです。 直接何かをしてあげたり人前に出たりするのが苦手なので、間接的に誰かに何か出来る今の時代に感謝。 そして私に何らかの形で関わってくれた方々にも感謝します。 今後ともお見知りおきを。
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