たぶん、ゆるされないのジャケット写真

歌詞

たぶん、ゆるされない

しゅか / Room no.38

君の沈黙が

声よりも はるかに大きかった夜がある

笑っていたよね

でも その笑顔の端に

小さな痛みが滲んでいたこと

ほんとは 気づいてた

けれど

手を伸ばす勇気がなかった

触れたら壊れてしまいそうで

優しい言葉でさえ

嘘になる気がして

ただ、怖かったんだ

守りたいのに うまくいかなくて

近づこうとするほど 遠ざかっていった

まるで

ふたりの心に

透明な壁があったみたいだった

無力だった あの日のわたしが

いまも 胸の奥で泣いてる

君の心が 折れる音

ほんとは ちゃんと聴こえていたのに

見て見ぬふりをしていたわたしが

今も いちばん許せない

その痛みが 胸に刺さって

刺さって

刺さって

まだ、抜けない

「大丈夫」って言葉だけで

救えたかもしれないのに

優しさの出し方さえ

自信がなくて

怖がってたわたしは

君の影を見て 目を逸らした

夜が深まるほどに

君の心が泣いてたこと

ほんとは知ってたんだよね

でも どうしたらよかったのか

わたしには

わからなかったんだ……

言えなかった言葉たちが

今も胸で

何度も叫んでる

無力だった わたしが嫌いで

何度も同じ夢を見てしまう

君に触れられなかったことより

触れようとしなかった自分が

一番 苦しくて

一番 哀しくて

だから、今も泣いている

見て見ぬふりをしていたわたしが

その痛みごと

この胸に ずっと刺さってる

刺さって

刺さって

抜けないの

優しさって、ときどき

刃みたいに思えるんだ

触れることで壊しそうで

何も言えなかった

でも、それは——

弱い自分から逃げてただけ

優しさを怖がってたわたしは

ほんとうの優しさを

知らなかっただけなんだ

もし あの夜に戻れたら

君の震える背中に そっと触れて

「ここにいるよ」って 言いたい

壊れてもいいから

もう逃げたりしないよ

わかってる

もう戻れないってことも

君はもう 遠くにいるってことも

でも この想いだけは

まだ消えない

涙があふれて

未来さえ 見えなくなるんだ

  • 作詞者

    しゅか / Room no.38

  • 作曲者

    しゅか / Room no.38

  • プロデューサー

    しゅか / Room no.38

  • ベースギター

    しゅか / Room no.38

  • キーボード

    しゅか / Room no.38

  • シンセサイザー

    しゅか / Room no.38

  • ピアノ

    しゅか / Room no.38

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    しゅか / Room no.38

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