Lyric

時に夜中は見るものが透明だ

横切る風は君の面影さ

疲れた顔で思い出していた

よくある景色、それが幸せなんだよ

もういいよ、なあ、もういいかあ

近付けば近付くほど

見えなくなる色はなんだろう？

ふと聞こえるよ、君のうたた寝

君の手書きの手紙を眺め

書いてくれた字を指でなぞって

愛は感謝の言葉に変わる

独りの夜は、寒すぎて困る

今を生きることだけで精一杯

だからありがとう、

ごめんなさいよりもありがとう

情け容赦ない

例えようがない

かっこつかない事ばかり

足、覚束ない

「つまずいてもいいんじゃない」て、

優しさはクリーム

弱音に瘡蓋

柔らかい指で剥がれないように

何から何まで話せばわかるのに

話さず終わることもあった夜

俺の方が女々しいし

無駄に引きずっていたり

前向きになれない日が人より多いことだってわかっているよ

やってられない

もう面倒くさい

とてつもなく黒くでかい何かに覆われるまえに

だからありがとう