歌詞

これはある夏の日のできごとで。

放課後のあの坂道で

「また明日ね」って手を振る君に

なんでだろ 胸が騒いでた

ありふれた毎日が

ちょっぴり特別に

ふいに笑った横顔に

言葉が追いつかないままで

この瞬間僕の夏が始まった

何も知らなかった僕の心

少しずつ色付いてゆく

まるで空に描いた雲みたいに

名前を呼ぶたび 溢れてしまう

この気持ちに まだ気づかないで

これはある夏の日のできごとで。

放課後のあのコンビニで

好きなアイスを買ってくれた君に

なんでだろう 胸が騒いでた

ありふれた毎日が

ちょっぴり特別に

君と笑うこの瞬間

永遠になればいいのにって

君に触れた夏がまぶしくて

目を逸らせば消えてしまいそうで

ぎこちない距離のままでも

心だけそっと近づけた

夕焼け染まる帰り道には

まだ言えない「好き」が隠れている

季節が終わってしまう前に

伝えたいよ この想い全部

だけど こわくて 勇気が出なくて

君の隣でまた笑ってるだけ

君と過ごした夏が眩しくて

目を逸らせば消えてしまいそうで

もどかしい距離のままでも

今だけちょこっと近づけた

夕焼け染まる帰り道には

「君が好き」って ちゃんと 届くように