fillamentのジャケット写真

歌詞

ぼくらの公団

白熱灯

褪せた床畳 錆びた窓

地べた 敷布団はそのまま

ラジオ 昼下りは気だるく

腿を暇つぶしでつねる、夏

やつれた親父は外を眺めて

日がな一日キャビンをふかす

「日陰だね、この部屋は」

気抜けの背中に問いかける

悲しき横顔 節くれ立つ手で何を待つ

薄い布団かぶり眠る 古い無声映画のような日々

茜染まる給水塔 ベランダに陰落ちる頃

灯りだす何百の窓 ぼくらの公団

しけた食事はどこかモノクロ

いつも野良猫にあげるのさ

「食わねど、高楊枝」

やせ我慢キメる少年は

最上階から街を見下ろす夢を見る

捨てたはずの愛はまだ きっとこの街のどこかに

夜の闇どこまでも 国道はバターのように寝静まる

Eneosの上に光るカシオペア

薄い布団かぶり眠る 古い無声映画のよう

茜染まる給水塔 ベランダに影落ちる冬

春はまだ遠い ぼくらの公団

  • 作詞

    白熱灯

  • 作曲

    白熱灯

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  • 1

    ラブシャトー

    白熱灯

  • 2

    flyaway

    白熱灯

  • 3

    29時の撮影班

    白熱灯

  • ⚫︎

    ぼくらの公団

    白熱灯

  • 5

    interlude

    白熱灯

  • 6

    ねむらない夏の木

    白熱灯

  • 7

    丘の上には

    白熱灯

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ぼくらの公団

Spotify • Monday Spin • 2020年7月27日

アーティスト情報

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