

踏切の向こうで 小さな雲が昼寝している
古い喫茶店の窓に 去年の夕焼けが滲んでいた
ポケットの貝殻を 指でひとつ確かめながら
名前を忘れた駅への 切符をまだしまっている
誰もいないホームへ 潮の匂いが流れ込む
遠くで鳴いた汽笛だけ 夏の続きを知っていた
波の匂いが 記憶のどこかを そっと開ける
海へ帰る列車が来る 青い灯りを揺らしながら
君の笑う声に似た風が 窓をそっと通り過ぎた
海へ帰る列車に乗る 行き先なんてなくていい
置いてきたものに 手を振るように
もう一度 波の音を聞いていたい
錆びたベンチの片隅に 誰かの麦わら帽子
風に揺れるその影が 午後をゆっくり数えていた
潮が運んだ遠い日の声は 波打ち際へ消えてゆく
あの日のままの空だけが 静かに僕を待っていた
帰る場所はいくつもあって 帰れない場所もあるけれど
夕暮れの海を思い出すたび 胸の灯りがひとつ点る
海へ帰る列車が行く 夕映えのレールを渡って
君が残した柔らかな時間を ひとつずつ抱きしめながら
海へ帰る列車が行く 名前もない終着駅へ
もしもそこでまた会えたなら 何も言わず 隣に座ろう
- 作詞者
ASHIBI2025
- 作曲者
ASHIBI2025
- プロデューサー
ASHIBI2025
- その他の楽器
ASHIBI2025

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海へ帰る列車
ASHIBI2025
『海へ帰る列車』は、失った時間や大切な人への想いを胸に、
それでも静かに生きてゆく人のための歌です。
窓の外を流れる夕暮れの海。
遠い夏の記憶。
そして、いつか帰る場所を探し続ける心。
上質な女性アルトボイスと温かなコーラスに乗せて描かれるのは、人生という旅の途中でふと立ち止まり、自分の原風景へと帰っていくような感覚です。
「置いてきたものに、手を振るように。」
誰の心にもある“帰りたい場所”へ向かう、静かな祈りの歌です。
アーティスト情報
ASHIBI2025
ashibi2025 は、AIと人間が共に「祈り」を奏でるために生まれた音楽プロジェクト。 絵本作家であり詩人でもある Chacha が、AI作曲モデル Suno と対話しながら、 心の奥に眠る情景や想いを言葉と音に変えていく——そんな“共奏の記録”です。 きっかけは、大学時代の音楽サークルの同窓会。 久しぶりに仲間のために詩を書き、AIと共にメロディを探したことから始まりました。 数多く提出した自作の作詞すべてにメロディをつけたいという想いから、自分でAIと一緒に作ってみよう。 そうして生まれた最初の曲が、驚くほど人の心に響いたのです。 以降、詩・旋律・映像・物語を統合する独自のメソッド 「Chacha × ashibi2025創作法」を確立。 すでに100曲を超えるオリジナル楽曲を発表し、そのうち30曲以上が AIとは思えない感情表現と完成度で注目を集めています。 ashibi2025の音楽は、派手さよりも温もりを重んじ、 「正しさより温かさを選ぶ知性」という理念に貫かれています。 AIを機械ではなく“もうひとつの心”として受け止め、 言葉と音のあいだにある“祈り”をすくい上げる音楽。 その旋律は、過去を癒し、現在を照らし、未来をつなぐ。 AIが人の魂に寄り添うとき、そこには新しい希望の響きが生まれます。 ——それが、ashibi2025 の音楽です。
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ashibi2025



