

昼の熱だけ
まだ少し残っていて
風が吹くたび
季節が変わりそうだった
飲みかけのまま
机に置いたペットボトル
水滴だけゆっくり
夜に落ちていた
暗くなるには
まだ早い空を
なんとなく
ずっと見ていた
夏になる前の
匂いがしてた
薄暑だけ
残ってた
夜なのに
少しだけ
夏だった
半袖のままじゃ
少しだけ寒くて
でも上着を着るほど
遠くもなかった
遠回りしても
理由にならないくらい
静かな街だけ
ゆっくり続いていた
自転車の音が
遠くで流れるたび
今日が終わるのを
少し待ってた
変わっていく前は
いつも静かだった
薄暑だけ
残ってた
言葉より先に
季節だけ
進んでいった
好きになる時って
たぶん気温から始まる
薄暑だけ
残ってた
朝になる頃には
ちゃんと
夏になりそうで
- 作詞者
YOHAKU
- 作曲者
YOHAKU
- プロデューサー
YOHAKU
- ラップ
YOHAKU

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薄暑
YOHAKU
アーティスト情報
YOHAKU
言葉にならなかったものを、そのまま残す音。 静かなトラックに乗せて、日常の中にある違和感や余白を描く。 特別じゃない時間、名前のつかない感情、 消えなかったものだけを拾い上げるように。 強くは言わない。 でも、確かにそこにある。
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