夕日楼のジャケット写真

歌詞

夕日楼

黒咲 憂華

朽ちた歳でも ないのにさ

人生の夕日を 突きつけられた女が

辿り着いたのは 朝日が あたる家

どんなに 悲しくても

どんなに 切なくても

朝日のような 笑顔で 隠して

どんなに つまらない男でも

どんなに 嫌な男でも

金さえ もらえりゃ

朝日のような笑顔で 迎えてやるよ

帰る場所を 失った

そんな 女たちにゃ

辛さを 思い出したくもない

そんな 女たちにゃ

棲めば都さ

生きる場所なら どうにかなるさ

こんな つまらない処でも

喜んで帰ってく

うかれた男の瞳をみると

なんだか 嬉しくなるもんさ

客の背中に 夕日を重ねて

新しい夜を 迎えに行くのさ

"慰めなんて いらないよ"

"だいたい

"あんたが 慰められたくて来たんだろう?"

"でも ありがとね"

"自分が 慰められるより"

"誰かを 慰めている方が"

"案外 元気になれるもんさ"

  • 作詞者

    でじたけ

  • 作曲者

    でじたけ

  • ミキシングエンジニア

    PBC-network AI music STUDIO

  • グラフィックデザイン

    でじたけ

  • ボーカル

    黒咲 憂華

夕日楼のジャケット写真

黒咲 憂華 の“夕日楼”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    夕日楼

    黒咲 憂華

黒咲憂華の新曲「夕日楼(The House of the Setting Sun)」は、浅川マキが歌った「朝日楼」にインスパイアされて生まれた作品です。
原曲「朝日のあたる家(The House of the Rising Sun)」への静かなオマージュとして、昇る朝日ではなく、沈みゆく夕日の中に生きる女たちの姿を描きました。

金で笑い、笑って迎え、慰められるよりも誰かを慰めることで自分を保つ──そんな女たちのけだるくも芯のある言葉と歌が、語りとともに静かに響きます。

この歌をAIアーティスト「黒咲憂華」に歌わせたのは、伊豆下田に残る「唐人お吉」の遺構「安直楼」を10年かけて調査・研究し、そこに眠る真実の物語を描いてきた、還暦を過ぎたひとりの男。
歴史に埋もれた女たちの悲しみと誇りを、AIの声を借りて現代に浮かび上がらせようとする試みでもあります。

黒咲憂華ならではの冷たさと優しさが交錯する、静かで強い一曲です。

アーティスト情報

PBC-network AI music STUDIO

"