歌詞

いつか　きいた　きみの　うたを　おもいだしたのは

そらを　とんでゆく　しろい　とりを　みた　とき

きみの　すがた　あの　とりと　かさなって　みえたから

なぜか　むねが　くるしくて　なみだが　こぼれ　おちた

だれが　きみを　とじこめたの？

だれが　きみの　はねを　おったの？

きれいな　さえずりが　いつも

そばに　あるようにと

なかないで　かごの　とり

ぼくの　ちからでは　すくえない

そらは　いつも　そこに　ある

でも　おおきな　おりが　あるから…

なかないで　かごの　とり

かなしいの　ならば　せめて

ぼくも　いっしょに　うたって　あげる

らくえんの　うたを

あのひ　ぼくを　みつけ

わらいかけて　くれたから

そのときから　きみが　くるのが　たのしみで

うつくしい　うたを　さえずる　きみを　みていたら

きづいたんだ　ぼくと　おなじ

きみは　まるで　かごの　とり

だれが　きみを　とじこめたの？

だれが　きみの　はねを　おったの？

あの　ばしょに　かえりたいと

うたう　きみの　すがた

なかないで　かごの　とり

ちいさな　からだが　にくらしい

この　おりを　ぬけだしても

きみを　つれだす　ことも　できない

なかないで　かごの　とり

いやす　ことが　できるなら

きみだけに　いま　うたって　あげる

きぼうの　うたを

ぼくが　うたう　りゆうを　きみは　しらない　だろう

だって　ぼくと　きみは　べつべつの　いきもの

だけど　ぼくと　きみは　おなじ　かごの　とり

なかないで　かごの　とり

ぼくの　ちからでは　すくえない

そらは　いつも　そこに　ある

でも　おおきな　おりが　あるから…

なかないで　かごの　とり

かなしいの　ならば　せめて

ぼくも　いっしょに　うたって　あげる

らくえんの　うたを