歌詞

さぁ、開宴の形而上

それは海底から聴こえてくる警告のよう

咲いたら消えてしまうほど

揺らぐ現実から浮かんでくる 珊瑚の城

ずっと目指した啓示を

凪いだ水面に 夕惑う翡翠と黄金の雲

死んだら泡になる事

永遠の生命を求めるなら 君の愛を

この世でいちばん 美しい声を持つ私たちを誘う魔法

雨音突き刺す嵐にささやく「二つに一つ」

怖がらないでいいよ 海の底へ沈んで

美しい海底へ 私たちの王国へと

怯えないでいいよ 人の身を手放して

貝殻のpresent 我らの父へと

流涎 思考放棄 イイでしょ？

灰に想起 演技まだ足りてないね

胡乱な明滅 詭弁のショー

黒い目の君へ この声よ届け

(間奏）

ああ、反転の再起動

憂う姉妹の乞う願い事 琥珀の窓

結んだら解けない頃

溶けた痛覚が這う悪意のノード 対の足を

対角のアティチュード 白骨製の非業と天国

不幸も幸も滑稽なレンズ

愚論テンション 喰らう檸檬

理を越える禁忌の対価は「二つで一つ」

剣先の上で踊る ものいわぬlike old dollなんて

静謐で清廉で 何もできずただ笑うだけ

仄暗い海底から 君を呼ぶ水棲の幻影

勘繰る境界線 君は優しいだけ

シンドローム 広義的不安でしょ？

藍に憑依 艶美まだ懲りてないね

所以に妄 利敵ファンデーション

別途真に定義 距離はこのまま

(間奏)

夜明けに浮かぶ黒い血のナイフ

揺れる行く末「二つに一つ」

怖がらないでいいよ 心臓に突き立てて

美しい海底へ 真赤な薔薇の花が咲いた

あたたかな叫声と 人の身を手放して

警告音舞う船上 朝焼けに背を向け

流涎 思考放棄 イイでしょ？

灰に想起 演技まだ足りてないね

胡乱な明滅 詭弁のショー

黒い目の君へ この声よ届け