

救えないよ まだ あの時のままで
止まっていた 時計 ふと風が吹き抜ける
荒んでいた 夢 願う 書き散らしてゆく
瞳は閉じたまま
千切れて 忘れた ミサンガを一つ握りしめて
仄かに香り立つ
剥がれて 錆びれた 例えようもない
想いを あなたに 伝えたくて
踏み鳴らしてけ 煌めく明日を見据えて
ひと突きで 砕け散るほどの
弱さも打ち捨てて
彼方へ飛んでゆけ 望みを一つ抱え
あなたは行く 目を開いて
いつか雨間を縫うように
生きていたんだ 傷をひた隠すために
笑えない日々の中 微かに射した
その光に 眩まぬように
ひしゃげて 歪んだ 金網を高く飛び越えた先で
あなたは歌を口ずさむ
ああ 彩を 求め 彷徨い続けた末に
菫は咲き誇る
踏みしめていけ 地を照らす雲間の光
一吹きで 消えてしまうほどの
儚さも携えて
彼方へ飛んでゆけ 何をも恐れることなく
あなたは行く 目を開いて
- Lyricist
ShunShun
- Composer
ShunShun
- Producer
ShunShun
- Vocals
ShunShun

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VIOLET
ShunShun