歌詞

眠れない夜があった

ひとりで涙を流す夜があった

死にたい夜があった

それでも生きたいと願う明日が

涙の数だけ強くなれるなんて嘘だ

辛くて苦しくて 痛くて 助けてほしくて

一人泣きじゃくるその度にまた一つ

弱くなっていくような気ばかりしている

傷つかなくなったわけじゃないよ

目を逸らすのが上手くなっただけ

泣かなくなったわけじゃないよ

笑顔で誤魔化すのが上手くなったの

人生は諦めていくものって悟ったのはいくつの自分だっけ

「信じたい」は希望だって言える

のだろうか

いつから

愛想笑いが上手くなったんだっけ

俯いて歩くようになったんだっけ

いつから

周りの顔色を窺うようになったんだっけ

神様なんていないよこんな世界に

痛みに麻痺してしまいそうな

いっそ麻痺した方が生きやすいとさえ思えるこの場所で

それでも私たちは必死に弱い心を守りながら

生きている

いつから「大丈夫」が口癖になったんだっけ

自分のことが嫌いになったんだっけ

いつから

生きてゆくのが苦痛になったんだっけ

いつまでこんな人生を続けたらいいんだろう

眠れない夜があった

息のできない夜があった

夜は孤独になって

孤独はあざになって

私たちみんな

いつか報われたいよね

もう誰も傷つかないように

そう願ってしまうんだ

いつか

この命に意味があったんだって思いたい

21グラムの粉々になった私を

いつか私も好きになれるような日が来ればいいなって

孤独な夜の中で祈っているんだ

私たちみんな

いつか報われたいよね

もう誰も傷つかないように

そう願ってるんだ