歌詞

夜風がぬるくて　二人の距離が近づく

映画の途中で　笑い声まじるリビング

エンドロールより先に　君の横顔を見てた

時間なんて止まってしまえって　本気で思った

スマホの時計は　もう深夜2時過ぎ

でも「眠くない」って言ったら　笑ってくれたね

コンビニまで歩く　パジャマのまんま

買ったアイス半分こして　また笑い合った

こんな毎日がずっと続けばいいのに

特別じゃない夜が　一番特別で

未来のことなんてまだわかんないけど

君と過ごす今だけは　本物だって信じてる

電柱の影　手をつないだ帰り道

話すことなくなっても　沈黙がやさしい

並んで歯磨きして　寝るタイミング探して

わざと布団の中で足絡めたりしてさ

君が笑うたびに　世界がちょっとキレイになる

誰にも見せない顔　あたしだけが知ってる

眠る前の「おやすみ」も　朝の「おはよう」も

ぜんぶ宝物みたいに　胸にしまってる

こんな毎日がずっと続けばいいのに

カレンダーの先に　何が待ってても

この夏の夜の中で　見つけたぬくもりを

忘れないよ、たとえ季節が変わっても

夜更かしも、コンビニも、君といるだけで

平凡なはずの夏が　魔法みたいになった

ふたりだけの小さな秘密　この夜空にそっと

願いをかけた、「また明日も一緒にいようね」