※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
Homepage KIDSがExploanet計画を初めてから2年、Planet Aryonの他に曲を出すことはなかった。
それは、この計画が大きな方向転換であると共にExploanet計画の複雑さを物語っている。ついに完成したアルバムのリードシングルとして、"SlowDowners" がリリースされる。この曲は Ay Maooh が作曲した。また、この曲は Ay Maooh Studio と SOUND ARTS で録音された。
[Exploanet]
Hotspur とAy Maooh は Homepage KIDS として"Planet Arth"で開発された装置を使い、別の惑星を探査し調査するミッション、Exploanet に挑む。現代の物理的なロケットによる惑星間移動とは異なり、この装置は精神のみを転送することで、ローコストかつ安全な惑星探査を可能にしている。
[Background of Exploanet]
Explore x Planet = Exploanet(惑星探査)計画が始まったのは2022年、Homepage KIDS の大きな転換点となった。今まで作り続けていたHiphopというジャンルから飛び出したい、Homepage KIDS のメンバーが求めているものは未来的な何かであった。HIP-HOP を根底として、Hyper pop、Alternative Rock、R&B などを取り入れたサウンドを、Homepage KIDS が新しいストーリーとして描き出すというアイディアに帰着した。
現代の状況をメタファーとして扱いながらエンターテイメントとして一度距離を取り、逆にその問題の真髄に迫る。全くSF映画と同じ手法を音楽で実行する。
多種多様な価値観が話題になる現代ではそれらとの共存を求められる。惑星とそこに生息する宇宙人とはつまり、イデオロギーとそれを掲揚する他者である。それらに足を踏み入れるということは宇宙を開拓するほど未知の冒険であるかもしれない。これこそが Exploanet 計画の目的であり動力源である。
この曲のテーマは「混沌」である。
なるほど、人生というものは急ぎすぎるとどこかで調子が狂うから、ブレーキのようなものが必要なのである。しかし、この曲はそんな生き急ぎすぎたアルバムを止めるという役割だけでは完結していない。Homepage KIDS が活動している日本社会の問題を取り上げ、その状況下で病んでしまっている人々に(彼らももちろん、そのひとりかもしれないが)手を差し伸べるような力強さがある。
ビートはHIP-HOP の色を濃く持ち、今までの Homepage KIDS に近いサウンドとなっている。サンプルに重ねられたビートで言葉を綴り、フックではシンセベースやコーラスを十分に使い、音の広がりがある楽曲になっている。
東京を拠点に活動する 1MC・1プロデューサーからなるクルー。 長野県の小中学校の同級生 Hotspur と Lil Jiro の2MCでHomepage K1DSとして、2020年10月に デビュー。同年11月、偶然Instagram 上でプロデューサーの Ay Maooh とコンタクトを取り、お互い直接会うことなく制作し 2nd Single 「Sushi Party」をリリース。 直後に直接対面を果たすが、なんと同じ長野県出身であり、共通の知人もいることが発覚。運命を感じざるを得ない Ay Maooh は新たにグループに加入し、グループ名を Homepage KIDS と改名。同年4月、1st EP 『Essentials』をリリース。続く5月には シングルを2枚連続リリースし、六本木にてグループとして初のライブに出演し話題に。6月には2本目のライブを NEW PLANET ROPPONGI にて行い、その後の8月には 5th Single 『STAR / / FIRE』をリリースすると、同シングル収録の「Star Step」がTikTokにて12万回再生を超えバイラルヒット。続く10月には 4th Single 収録の 「KIMOCHI WARU」もTikTokにて70万回再生を超えるヒットを記録した。2022年、メタバース空間内で惑星旅行をする、というコンセプトにて新たな楽曲の制作に入っている。
Homepage KIDS