流氷についてのジャケット写真

歌詞

流氷について

糸泡麗鳴

水がある限り 僕は渇いたまま

残る物憂さを ゆっくり口にあてた

時間はきっと、雨に変わって 木々を癒すのに憧れた氷

それが僕らに冷たいのは どんな優しさにも気づけるように

星が降る限り 僕は傾いたまま

声がある限り 僕は黙ったまま

夜が来る限り 僕は眠れないまま

君がいる限り 僕は独りのまま

時間はきっと、雨に変わって 日々に消えるのに恐れた氷

それが僕らを治していくのは どんな淋しさにもなれないように

攫ってよ ねえ、攫ってよ。

言葉は波 君は風

渚まで届かずに消えていくものばかり

言葉は波 君が風

ここまで届いてよ

届けるから。

時間はきっと、雨に変わって 虹を架けるのに憧れた氷

それが僕らに冷たいのは どんな優しさにも気づけるように

僕らもきっと、何か変わってしまったなって 隠し合い諦める、嘘つき

それでも雲を見上げるのは 君の泣く前のあの微笑みのような

白い雪が降るかもしれないから

  • 作詞

    糸泡麗鳴

  • 作曲

    糸泡麗鳴

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