Lyric

昼下がりの　公園で

周りの　冷やかしに

胸の中が　ばれそうで

とっさに　こぼした言葉

「別に　好きじゃないよ」

なんで　そんなこと　言ったんだろう

キミの言葉　遮って

わざと　目をそらした

それでも　キミは

ぎこちなく　笑って

「そっか」って　一言

優しく　受け止めた

その笑顔が　まぶしくて

罪悪感に　変わってく

本当は　たった一言

「好き」って　伝えたかっただけ

ひらひら　風が　すり抜けて

周りの　ざわめきに　溶けてく

素直になる　きっかけさえ

怖くて　握った　手のひら

最後の告白は　最初の嘘

本当は　ずっと　好きだった

嫌いより　切ない　この気持ち

どうか　キミに　届きますように

夕方の　ホームで

キミの姿　探してた

見覚えのある　背中に

なぜか　指が　震えた

あの時　ついた嘘

笑いごとで　済ませたけど

心の隅で　うずくまって

いつまでも　消えてくれない

キミの優しさが

棘みたいに　刺さって

「ごめんね」って　言えたなら

どんなに　楽になれたかな

すれ違いも　回り道も

今なら　受け止められる

ずっと　好きで　いたことに

ようやく　気づけたから

最後の告白は　最初の嘘

「嫌い」って　言った　あの日に

震える声で　もう一度

「好きだよ」って　伝えたい