明け透け 遮蔽せず生活を零す
疲弊する精神の詩節 捌口と謂うべきか
聡明なら手を離せばいいさ
駆け抜け 写生する心情と虚言
合成獣的生命の吐血 無限の比喩が有るが
早計なら遣り直せばいいさ
「演劇的」なんて肥しにも成らないが 何か
是が障碍と謂わば称讃の雑ざり合った
岐路である事は慥かだろうが だろうか?
不人知 胸が騒いだ 何処に向かって
己が生涯を懸けて創作を果たし切った
先に在る物は僅かだろうか? だろうが
不知火の様な光が僕を連れ去って往くんだ
アネモネ 咲けども枯る恋の行方
其こそが人生の途轍
未練の残る様な発言など発言ではないさ
「小説的」なんて形容したくないが 何か
此に情愛と故の寂寞を足して割った人が在る
事は慥かだろうが だろうか?
不知間 消えていないか 誰に縋って
己が存在を映す創作を続けたって
手に残る物は僅かだろうか? だろうが
人肌の様な温もりが僕を縛っているんだ
彼是 謂えども時は流れて往く
未然形同然の帰結 前提と呼ぶべきか
そうだったら是に意味は無いな
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立椅子かんな
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立椅子かんな
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