歌詞

電車の車窓から 見える街路樹たち

風に揺れる木々に 笑われた気がした

溜め息漏らす雲 頬を濡らした涙空

行き場無くす雨が 打ちつける後悔

強がりの仮面と弱虫の仮面で

息苦しいんだ 眠れなくて座り込んだ

分かってはいるのに何故かもどかしくて

自分の足跡は何処にある？

曖昧なままS.O.S 映る夕日が溢れる

あの日見た街路樹は 今も変わらずに揺れる

見せかけじゃないS.O.S 嘘は上手くなったけど

騙しきれない心 ぽつり呟くサヨナラ

飛び方を忘れた 鳥は何処へ帰るのだろう

鳴き方も涙も 忘れたらいいのに

考え過ぎだとか周りはいうけれど

自分自身でも分からなくて不安になる

愛だとか好きとか 意味を知りたくなる

自分の価値観は そこにある？

曖昧なままS.O.S 探し物は何ですか

あの日見た鳥達は 望みのまま飛んでるか

退屈なんだS.O.S 納得は出来てないけど

良かったと言い聞かせる いつもと同じピリオド

知らぬ間に雲は流れ

知らぬ間に信号機は青になる

知らぬ間に人は愛に気付く

知らぬ間に向き合う強さ知る

曖昧だったS.O.S 少し分かった気がする

あの日見た街路樹は 今も変わらずに揺れる

雨上がりの曇り空 雲間に虹が架かれば

西の空羽ばたこう あの日の僕にサヨナラ