さえずりのジャケット写真

やわらかい風が遠くから降りてきて

前髪を攫っていく

きらめいた昼の太陽が迫ってくる

路地に隠れて交わって

静かに通りを歩いている

こわばった唇は解けないまま

余計な言葉が浮かんで

どれも口にすることなく

隙間なく折り重なっていく

眠たさに押された瞼が

ゆっくり閉じて

足が止まる

わずかな空気の動きを

頬で追いながら

乾いた光を集めていく

誰もが違う方向を向いて

戸惑いながら

歩いている

窓の外にわだかまって降ってきて

カーテンに阻まれる

街明かりがうるさく瞬いている夜

揺れる指先が教えた

古い映画が壁に溶けている

固まった時空の中に留まって

すくんだ声に手を掛けてみる

どうにも落ち着かないまま

往復を幾度も繰り返えす

甘やかされた体温が

静かに冷えて

目が留まる

幼いぬくもりが震えながら

窓を叩いている

湿った寝言を遮って

今日一日の断片を掬い取り

混乱しながら

紡いでいる

サクサク鳴った足音が

耳をかすめて

遠のいていく

振り返りもせず

前を向いたまま

何処かへ向かって

歩く夢の中

定住するかすかな声が

鈍く響いて

積み上がる

薄く色付いて通り抜ける

これまでが賑わって

囲いを踏みつぶしている

危うい空が広がるのを見つめて

息を殺して

囁いている

  • 作詞者

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

  • 作曲者

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

  • プロデューサー

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

  • その他の楽器

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

さえずりのジャケット写真

福 水琴 - Fuku Mikoto - の“夢遊”を

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さえずり

断片化された音と声が、空間の中で配置されるミニマルなEP。
アンビエント/ローファイを基盤に、テクスチャの推移のみで構成される5曲。

声は中心に留まらず、距離と層を変えながら漂い、
各トラックは独立しながらも、同一の空間構造を共有する。

雲の歌
残像の刹那
わだかまり
明朝
夢遊

作詞:福 水琴
音楽制作:Suno AI / Producer.ai

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