ビニール傘がこすれ合う
濡れた手で吊革を掴む
「あの水たまりが海みたいだね」
今日もしとしとと雨が降る
厚い雲が光を隠す
僕はいつだってそうだった
暗いトンネルの中で
地下水を啜って生きてきた
湿気た空気を破って
隣同士で喋った
蒸したムードを攫った
恥ずかしい手で笑った
湿気た空気を破って
隣同士で喋った
なんてことはない
なんてことはないつもりなんだろう
けど
ビニール傘の向こうで君は
こっちを振り向いて微笑んだ
赤信号を隔てた距離が
なんだか切なく感じた
ビニール傘の手前で僕は
一人で別の道を歩いた
雲の向こうの太陽と
和解できそうな気がしたのに
ビニール傘を捨てて
雨に打たれたいと思った
用もないのに遠回りした
別れも告げずに一人歩いた
ビル風に傘がなびいた
ビニール傘を捨てて
雨に打たれたいと思った
その時初めて気づいたんだ
君のことが好きだったんだって
- 作詞
赤坂んんん
- 作曲
赤坂んんん
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