第二木曜日よりのジャケット写真

歌詞

新版〇・〇八粍

浅香傘

黴臭くて馨しい書架の森に二人は並んで

古臭くて懐かしい扉を捲ってさ

教えてくれたなあ

栞の隣で眠った軽薄な君は

いつ目を覚ます?

何気ない僕らの続きを綴る青春文学

タイプライターに向かうのは僕だけ

キャレルを飛び出した紙の擦れる音

帰りのバスで語らってさ

花布の上で踊った軽薄な君は

いつ日を浴びる?

下らない僕らの続きを綴る大衆文学

タイプライターに浮かぶのは僕だけ

奥付の中消えていった言葉は

知り得ない声音でずっと響いているのだ!

裏表紙で君を押し殺して

祟られたって仕方がないよな

なんて少し変だな僕は

  • 作詞

    浅香傘

  • 作曲

    浅香傘

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