方角のジャケット写真

歌詞

方角

YOHAKU

どこへ行くかは

まだ決めていなかった

それでも

立ち止まったままでは

いられなかった

朝になる前の空は

色を持たないまま

少しずつ

明るくなっていく

遠くの灯りが

ひとつだけ残っていた

夜の続きなのか

朝の始まりなのか

わからなかった

踊場を過ぎて

階段を下りる

昨日までの景色が

少し遠くなった

風は静かだった

何も教えてはくれない

それでも

向きを変えるには

十分だった

地図は持っていない

正しい道も知らない

だけど

進む理由は

たぶん

それでよかった

振り返るたび

見えるものが変わる

変わったのは景色じゃなく

自分の方かもしれない

誰かの足跡も

道標もない場所で

ただ

遠くを見ていた

方角は

場所じゃなく

選ぶことだった

どこへ着くかより

どこを向くか

その違いだけが

少しわかった気がした

朝の光は

まだ弱かった

それでも

歩くには

十分だった

方角は

未来の話じゃなく

今の話だった

気づけば

もう

歩き出していた

  • 作詞者

    YOHAKU

  • 作曲者

    YOHAKU

  • プロデューサー

    YOHAKU

  • ラップ

    YOHAKU

方角のジャケット写真

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    方角

    YOHAKU

アーティスト情報

  • YOHAKU

    言葉にならなかったものを、そのまま残す音。 静かなトラックに乗せて、日常の中にある違和感や余白を描く。 特別じゃない時間、名前のつかない感情、 消えなかったものだけを拾い上げるように。 強くは言わない。 でも、確かにそこにある。

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