歌詞

砂の城 (Remastered 2020)

浜辺で小さな砂の城を作った

バケツを返したような小さな城

波はたやすくその砂の城崩した

無様に残された崩れかけの城

崩れゆく世界の中で何を見る

何かが私の足を掴んでいる

もがくフリは得意なのよ

誰かの手が私に触れるのをずっと待ってる

温かい腕の中に包まれている

居心地いいから眠たくなってくる

籠の中でいいわ勝手に大空へ放さないでほしい

それでいいから

変わらぬ物が欲しいと願ったなら

どうしてそれをこの手に入れることができる？

波はたやすくその砂の城崩した

無様に残された崩れかけの城

それでも壊すことなどできないから

不安定なまま守り続ける

いつかきっと訪れるそう信じる

波を恐れない心が

この手は覚えてる温もりの在処を

穏やかな記憶を彷徨う

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iNA BAND
2013年4月結成。高校の同級生 iNO(Piano&Vocal)、真紀(A.Sax)、Susumu(Percussion)によるアコースティックバンド。 iNOのドラマティックな楽曲に真紀とSusumuの多彩なアレンジ、クラシックをベースとした3人の音楽が重なり合い壮大なハーモニーを奏でる。
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