トラックリスト

  • Play music

※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。

衝動は、生を求める力か、それとも変容を呼ぶ力か。
L’oeufが描く2作目の物語『Libido』が、いま解き放たれる。

2024年10月のデビューシングルから約10か月。
『Libido』は、激しさと静けさのあわいに揺らぐ感情を、緻密なリズムと有機的な旋律で編み上げた作品だ。

ツインドラムが刻む複層的な時間軸の中で、ベースは低く深く、地脈のように脈打ち、ギターは空間を切り裂きながらも、やがて光を帯びて漂う。
その響きは、聴く者を外界から引き離し、記憶や感覚の奥底へと沈めていく。

音の連なりは単なる楽曲ではなく、意識の揺らぎそのもの。
確かに存在するはずのものが、次の瞬間には形を失い、また別の像を結ぶ。
その儚さこそが、L’oeufが追い求める「始まりの瞬間」であり、同時に「終わりなき循環」でもある。

聴き終えたあと、あなたの内に残るのは旋律か、それとも静寂か。
その答えは、『Libido』と向き合った時間の中にしかない。

過去ランキング

Libido

iTunes Store • インストゥルメンタル トップソング • 日本 • 21位 • 2025年8月16日

アーティスト情報

  • L'oeuf

    ツインドラム・インスト・プログレッシヴ・ロックバンド 「L'oeuf -ルフ-」 2024年に結成された「L'oeuf(ルフ)」は、ツインドラム編成による迫力あるタイトなリズムを核とするインストゥルメンタル・プログレッシヴ・ロックバンド。2人のドラマーによる圧倒的な音圧と、ロー・ミッドでドライブし重厚な存在感を放つベース、そしてその上でさりげない超絶技巧と心を鷲掴みにする力強いギターによるアンサンブルが特徴。複雑な変拍子を駆使した楽曲が多いものの、その中でもシンプルで感情に訴えかけるメロディを大切にしており、聴き手の心に響く音楽作りを心がけている。 20代の頃からなんらかの音楽的関わりをもちながら、20年以上にわたりメンバーそれぞれが多様なキャリアを積み重ねた末に、このバンドの結成に至っている。また、バンド名「L'oeuf」はフランス語で「卵」を意味し、同時にその形から「ゼロ」という意味も込められている。これは、新たなスタートを切り、ゼロから新しい音楽を創り出すというバンドの姿勢を象徴するものである。

    アーティストページへ


    L'oeufの他のリリース

Sound Nexst Inc.