君にあげたマフラーが
似合う季節になったよ
ほつれた糸が繋いでる
君と僕の今の距離
僕らが過ごした物語の小説
栞をもう、外して捨てた。
読み返すなら初めからだけど
結末はもう分かってんだろう?
「はーくんにとって私は、曲をつくるための材料で」
なんて言わせてごめんね
ほんとは言いたくなかったよね
好きも嫌いもほんとは、
確認しなくても分かってる
寝る前の「好き」をサボって
怒られることも好きだったな
ほんとは君が、
僕が君につくる曲好きだって知ってた
意地悪で君抜きの話を書いたら
不機嫌になることも知ってた
今、愛してるとかそんな話はいい
あのとき言えなかった素直な気持ち
好きの二文字より
好きな一人に伝えたいんだ
また挟む、栞を。
君にあげたマフラーが
似合う季節になったよ
ほつれた糸が繋いでる
君と僕の今の距離
君は僕にこう言った
「はーくんは”私が好き”じゃなくて、”私を好きなはーくん”が好きなんだよ」
言われた僕は腹が立った
だけど何故か深く刺さった
「違う」としか言い返せなかった自分に
次は腹が立った
好きって一体なんだろな
この答えは今も分からないよ
だけどひとつ分かることはあるよ
ほんとに君を好きだったからこそ、
一度君をそんな気持ちにさせたんだろう
そういえばひとつ残してた
君との約束覚えてる
君宛ての曲を書いたんだ
君にあげたマフラーが似合う季節に出す曲
君にあげたマフラーが
似合う季節になったよ
ほつれた糸が繋いでる
君と僕の今の距離
- 作詞
lnqru
- 作曲
Omamurin
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アーティスト情報
lnqru
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