歌詞

触れないで これ以上はもう優しくしないで

あぁ音も無く 咲いたイバラの花

B級映画のような

捨て去られたパルプフィクションみたいな

安い芝居はもうやめて ねぇ月夜に惑う

黒いドレス 身に纏ったなら

知らない顔の私へ

朝が来るまでどうか気付かないで

Please don't

指が示した真実の証が光る程に

却って 嘘を嘘だと叫んでいるような

もう構わないで

差し出す解が 歪な愛を紐解くのは

この嘘を分け合う時ね

ほら、今日も涙がこぼれる

覚えないで 誤魔化す時に髪かきあげる癖

どうせこの先 いつかさようなら

流行らぬドラマのような

宛ら戒めの手錠みたいな

あなたにも ほら、吹く風が冷たいでしょう？

"こんな私を愛して"なんて テンプレートの我儘

言える訳もなく 微笑むの

Please don't

鏡の前で泣いてる私を救い出して

だなんてシナリオ通り被ったエトランゼ

もう全部忘れて

今宵もそっと錆びた匂いに色付くのは

あなたの香水の匂い

乾いた空にトワイライト

今 あなたの手を握る私を離さないで

指に示した偽りの愛も

あぁ どうかこのまま

差し出す解が 歪な愛を紐解くのは

この嘘を分け合う時ね

今日もまた言えないままで