歌詞

緑の屋根と花弁のラグ

1.2.3で駆け出して

あの場所へ

もう行かなくちゃ

先は長いけど

目を閉じて浮かべれば

帰れるから

風のまちで見かけた君は

微笑み一つで青空に線を引く

春色に着替えた風景を背に

次のまちへ　涙はいらない

跳ねる水の音

せせらぎの涼

キラキラと舞う乱反射

暑くなったね

雨が降りそう

まちまで走れ

君となら雷鳴も

怖くないから

風のまちへ急ぐ二人は

躊躇い一欠片さえ知らないまま

雨の後で思い出すのは

藍染の空に走り書きの光

見つけては笑って

少しだけ泣いたあの日の事

忘れはしない

手紙を送るからさ

期待はしないからね

五月雨を前に旅に出る

そうしよう

風のまちで見かけた君は

微笑み一つで青空に線を引く

旅の朝に思い出すのは

願い事二つ打ち明けたあの時

春色に着替えた風景を背に

次のまちへ　涙はいらない

朝を待ち　語って

少しだけ泣いたあの日の事

忘れはしない