歌詞

ちょっとだけの好奇心

シルクの中の内蔵

指先から垂れる

淡くて白い夢を

腹ぺこのぼくは

ヨダレを垂らして見ていた

一口だけでいい

どうか齧らせてくれよ

脳天キマって

フラフラだ

野良犬のぼくは

飼い犬のきみの

小洒落た靴を見て

胸騒ぎがして

きみの芸術を

ぐちゃぐちゃにしたくなる

美学や神様は

ぼくのことが嫌い

そんなぼくを嘲笑う

野良犬のぼくは

飼い犬のきみの

利口な態度を見て

自分のお皿の

つまらない肉に

嫌気が少しさしたんだ

脳天喰らって

クラクラさ

野良犬のぼくは

飼い犬のきみに

素直になれなくて

いつも噛み付いて

いつも罵倒して

それでもきみは平気そう

野良犬のぼくは

飼い犬のきみの

小洒落た靴を見て

胸騒ぎがして

きみの芸術を

ぐちゃぐちゃにしたくなる

美学や神様は

ぼくのことが嫌い

そんなぼくを嘲笑う

野良犬のぼくは

飼い犬のきみの

静かな星を 見て

自分の空の

歪さを見つめ

またひとつ ため息つく