歌詞

突然姿を消しちゃった

きみの温もりが残る部屋

電子のなかにある

きみのおもい

それを置き土産と

呼ぶことにしたよ

きみのいたこの日々がなんだか

柔らかくて甘い

恋のためのお砂糖も

愛のスパイスも

懐かしい

一緒に食べたい思い出が

沢山溢れてく

流れた眩しい暦が

ぼくの闇を照らす

ふわふわ浮いていく

きみにあげたはずの帰る場所が

なぜか

ぼくのこの手のひらの中に

広がっていたよ

きみが愛したサーモンと

マタタビはお家のパスワード

きみはあの世へと向かっていく

サヨナラも言わずに

闇の中でぼくが照らした光が

きみに届くように

いつかまた会えた時には

ふたりで歩こうね

それまでぼくはきみのくれた

置き土産の中で息をしてるからね